二ヶ月に一度の食事会、いつもは市内でやる事が多いのですが、今回は陽明山にある「創作料理」の店「食養文化天地」です。8人と子供1人で行ってきました。
大きな門を入って行きます。ここは市内からタクシーで、約30分。
山の上にあるので、気温も天気も下界とはちがいます。なにしろ「空気」がいけてます。
門を入ってから、しばらく歩いて、
母屋のような、個室に通されました。ここが今回の開催場所です。 片側が全面窓なのは前方の山の景色が見える様にですね。そしていり口から近くて、全面目隠しできるのは、「VIP対応」だそうです。
お店の方に、「ここは、昼と夜とどちらがオススメですか?」と聞くと、
「夜も雰囲気が良くていいですけど、昼の方が山の景色が見えるので、私はこの時間、昼の方が好きです。」との事でした。
お部屋は畳で落ち着いた雰囲気の和室で、正面に大きくて素敵な枝振りのすみ絵と、それに沿うように、本物の木の枝が生けられていました。 素敵な演出だな・・・と、少し感激。何の曲かな、キタロウかエンヤっぽいBGMも。。。
さっそく、出できたのは、「いちごジュース」。リンゴのすり降ろしに、パッションフルーツのソースがかかっていて、ホッと一息ついたとろで、冷たくておいしかった。
次は「つきだし」って言うのかな?真ん中、左、右の順番で食べてくださいとの事でした。
真ん中陽明山の水を使って作った「ピーナツ豆腐」上は・・・なんのソースだったっけ・・・?わさび添え。左はインゲンのあげ浸しのミョウガ添え、右は岩手産のいくらをサーモンで巻いた物と、台湾特産の竹の子。
海老の甲羅焼の唐辛子ソース添え。
横は蓮の入ったもち米のお稲荷さんに、オイルサーディンが乗ってて、納豆と海苔の佃煮(内緒ですけど、これ日本の「ごはんですよ」なんです。って教えてくれました。)のソースがかかっている物。
これが何とも不思議だけど、懐かしいような不思議な味でした。
口をさっぱりと、パイナップルのお酢。
やまいもがかかった茶碗蒸し。ふわっとして優しい味でした。
いわゆる「お造り」ですかね。あわびの煮た物とさぼてん(左の物で、台湾では素食としてよく出てくる)とうもろこしのゆでたもの、うすいピタのような皮でなんと「ドリアン」を巻いてうえにマグロが乗った物。
これはマグロとアボガドのさらに上をいくすごさの「ネットリ感」でした。が、ドリアンがとても新鮮だったので臭くなくて美味しかった。
(ここで、ラベンダーのお酢、もでてきました。これがすごくラベンダーで美味しかったです。)
もち米をイタリアンサラミで巻いて、バルサミコをかけたものにエリンギの素焼が添えてありました。 ボリューム万点。もうこの時点でギブアップ。お腹パンバンです。(黄色いボールは菊の花です。)
(この皿の前にもう一品、タロイモとおもち、かぼちゃの煮物の器がありましたので・・・。)
この店で唯一定番のスープだそうで、お店の方がグツグツ煮えた鍋をテーブルにおいて、みんなの注目を集めると、乾燥した蓮の花のつぼみを入れます。
すると、パーッと花が開いて上のような感じになります。しばらくしたら沈めて、スープに香りをつけてからとり分けます。
中身は骨付きの鶏肉、きのこいろいろと、蓮の実などで、「養命スープ」の様な味。
前の晩から煮込んであるそうで、とても深い味がしました。
スープは何とか飲めたけど、具は・・・もう無理。
でも、デザートはいわゆる「別腹」。
写真は無いですが、ここで「ドラゴンフルーツと、梨と、メロンの皿」がありまして、その後この台湾定番の「仙草のゼリー」と「レモンのゼリー」です。
小さな器にとり分けた後、黒みつをかけていただきました。
味も見た目も全て満足。日々「万席御礼」。「週末の予約は二ヶ月先までいっぱいです。」という事が納得できました。
でも、残念ながらここは国立公園の敷地内。契約の関係で今年いっぱいで閉店して別の山に移るそうです。
そちらの山も景色がすばらしいという事なので、引っ越したらぜひ行ってみたいと思っています。
毎回メニューはオーナーの意思で変わるそうです。
「納豆」は、台湾の人はあまり好まないので、普通あまり使わないらしいのですが、海苔の佃煮を使ったり、お花をたくさん乗せて下さったのは、日本人の奥さん達の会だったからなんですね。
めったにお目にかかれないその心使いが本当に嬉しかったです。
ちなみにオーナーもシェフもすべて台湾人で、オーナーはもともとは建築家だそうです。
京都が大好きで料亭などによく行くそうです・・・。
なるほどねぇ~。それでか・・・。納得。
ちなみに今回の会費は1360元。結して安くはないですが、2時間半じっくりゆっくりお料理を味わうことができます。
これほどきっちり台湾の味からはずれている料理もめずらしい。
香りや見た目重視の日本人には、とても受け入れ易いお料理です。
アルコールは無しですが、持ち込みならオッケイだそうです。(クククッ。)
私としては花〇でした。
日本からのおもてなしには絶対薦めたいお店の一つです。
幹事のKさん、Tさん、いいお店に連れてきてくれて本当に有難う。お疲れ様でした。
(で、私は一体、いつダイエットすればいいのかな・・・。)
いや~~すんばらしぃ~
返信削除お花が沢山使ってあって・・
それも日本料理で使用する花とはちょっと違って
本当に見た目もメニュー内容もステキだった~
私もたまには行ってみたいな~こんな創作料理のみせ
ダイエットはこれでは無理ですね
いっそ、諦める方向で検討するのはいかが???
これは 婦人部の???
返信削除だとしたら 人数少なくなっちゃったのね~。
ここ、送別会で 一度だけ行きました。
10人中 3人が送別で 皆で ご招待だったので
ちょっときつかったわ。
あいにくの雨だったので 景色は 楽しめなかったけど
お食事は 大満足だね。
最後に ハスのスープは 友達がお持ち帰りしたのでした。
ななこちゃんへ
返信削除私がどんどん大きくなるわけは、このブログを見ている人なら一目瞭然なんですけどね。
それで、どこまで大きくなるかつき進んだんですけど、終わりが来なくて、怖くなり慌ててダイエットモードにはいりましたよ。食事会意外は、プロティンとサプリメントのみですよ~。今のところ挫折せず続行してます。
のりちゃんへ
返信削除婦人部、日本の方が多いと思います。
確かに送別者が出席者の半分という事態になると、さすがに泣けて来るよね。というわけで、次回からまた会費制にもどったのだー。簡略化に費やしたあの苦労は一体なんだったのだろう・・・・。こんな歴史の婦人部です。
また 会費制になったのね。
返信削除まあ でも そんなものよ。
そのときは それが ベストだと思って 改革したりするんだけど その後の人たちが そのとき また いいと思ったように 変えればいいんだって PTAで学んだわ。
先のこと 考えてたりすると なんにも出来ないしね。
時は 流れてるから・・・