この前、友達と「伍份捕」(うー・ふえん・ぷう)という所にある、洋服専門の市場に行ってきました。
タクシーで40分くらいかなあ・・ちょっとはなれた場所にあるのですが、そのお店の数といったらハンパじゃありません。
狭い路地の両脇は、同じ大きさのうなぎの寝床のような間口の狭い小さな洋服屋がズラーっとまるで、長屋の様に、何百件も並んでます。嘘じゃなくて、本当に何百件です。
どう、見てもどう転んでも私が着れそうな服は無い。また、欲しい服も見つかりそうにない予感。だって・・・
↑これですよ!一体「いつ?誰が?どこで?何のために着るんですか?」 のオン・パレード。
「きょう うたこ」でしたっけ?しか着れへんでしょう・・・。
もう、早々に私の頭の中は、ショッピングモードから見学モードに切り替わりました。
で、あちこちキョロキョロ見ていたら、 とちゅうで、すごい雨が降ってきました。
それでもウロウロ歩いてました。と、派手な背の高いおねえさんが立ってる、へ?この傘は一体どうなってるの?と思ったら・・・・・
マネキンだった。
しかも、どうですか?このセンス・・・。
この色のズボンにこの色をもってくるか・・・。
ここの他にも、下がすっぽんポンの方、上半身が無い方、など不気味なマネキンをたくさん見ました。
ポカンとした私を横目に、買い出しに来た業者の人は、荷物を載せたショッピングカートをガラガラ引きながら買い物をしていました。せまい路地をバンバン原付バイクも走ります。
で、思い出したのですが、そっくりな市場の様子を、私は前に「韓国のドラマ」で見たことがあります。
それでは、「超不幸で貧乏な青年が、昼のバイトの他に、夜はこういう市場でバイトをしている。」という設定でしたが、たしかにここも定員は若い子ばかりで似た空気あり。私の生活地域にはなかなか見られない年齢の種族です。
でも、とにかくお店の人が言うには、韓国製の洋服はとても人気があるらしいのです。
安くて品質がいいのでしょうか・・・・? 確かにお客の入っている店は雰囲気が似ている。
何だか、パステル調のふんわりした感じの色使いをしている店がまえ、そして「メイドインコリア」の服。
全体的にみて、売ってる洋服は、とにかく生地が薄~い。確かに値段は安いけど、縫製も良くないし、裁断も適当なものが多い気が・・・・。手の長さがへんに長いとか、細いとか、太いとか丈とかちゃんと計ってない気がするんです。ああ、気がつきました。
ここの値段は決して安いのではなくて、「妥当」なんだ・・・・。
チュニックや、ティーシャツのようなアウターは100元から、高くても4~700元くらい。今の最先端のファッションとも違うような・・・・。値切りもOK。
で、唯一、一軒だけ好きな店を見つけました。が、そこは他の店より値段が高めでした。(でも、今から思うとデパートで買うよりはずーっと安い。チュニック風のアウターで2000元くらい。)でも一軒でもあって良かった。次に来る楽しみになるからね。でも、
「品質が良く無くても、気に入った物が見つけられれば、それだけでとっても満足できます。」
なんだけどなあ。ここに何を求めればいいのか・・・?まだ範囲を広げて調べる価値があるのか、ないのか・・・分からないなぁ・・・。
★でも、もう一度行ってみるか・・・。今度はマネキン取材という目的で行くと楽しいかなあ。と思ってます。。。以上でした。