2008年6月9日月曜日

粽をたべました。

先日ちよっと紹介したと思うのですが、6月8日は、「端午節」でした。

これは、士東市場で買ったちまきです。




~「なんで、ちまきを食べるのか?」~


この日は、粽を食べるという習慣がありますが、どうしてなのか?という私の疑問の答えが、学校の広報にのっていました。やっと私もそのわけを知る事ができました。



で、抜粋になりますが、ちょっと紹介しますね。






「端午節とドラゴンボート」


台湾では旧暦の5月5日の「端午節」にちまきを食べて、ドラゴンボート(龍舟)のレースが各地で行なわれます。
これらはいずれも、2300年前の中国・戦国時代の政治家、詩人でもある屈原を記念するためのものです。



見識が高く文藝にも優れていた屈原は、楚の懐王から厚く信任されましたが、その有能さと剛直な性格から周囲の妬みを受けて失脚しました。

その後、楚は隣国の秦の圧迫を受け、紀元前278年に都が攻め落とされました。

5月5日この痛ましい知らせを聞いた屈原は、石を抱えて川に身を投じました。

近隣の住民が四方八方から舟を出し、屈原を救おうとしましたが、残念ながら屈原は帰らぬ人となりました。

人々はちまきを水中に投げて魚やエビに与え、屈原の遺体が食べられないようにしました。

これ以来、この愛国詩人を記念するため、毎年のこの日に人々はドラゴンボートを漕ぎ、ちまきを食べるようになったとの事です。


で、このちまきは「南部式」のちまきです。台湾の肉の入った甘くないちまきは、大きく分けると、「南部式」と「北部式」があって製法と味付けが違います。
 



 
北部式は「蒸す」。南部式は「茹でる」。そして、北部式は味が濃い目で油っぽく、南部式はさっぱりめの味付けでやわらかめです。どちらも美味しいです。

 

ちまきと辛いジャンは相性がぴったりで、私にとって、この甘くて辛いタレはちまきとセットです。
ビンには「チリソース」と書いてありますが、あの「チリソース」の味とは全然違います。
どっちかというとトマトケチャップに唐辛子と砂糖を入れたというちょっとチープな感じ。
 
  
 


★ふんふん。分かりましたか?でボートレースは今でもやっていて、毎年日本人チームのボートも二隻出場しているようです。ですが、ちまきは川に投げ入れないとの事でした。以上でした。

 


 

3 件のコメント:

  1. そんな歴史から始まったチマキなのね。
    しかしその時代の魚ちゃんたちは
    幸せものだったね~
    そんな美味しいエサ
    食べれたんだもんね~。
    受け継がれるって凄い事だよね。
    愛国詩人 屈原氏をたたえる日が
    今の時代まで続けられてるんだもんね。

    返信削除
  2. すごいね~初めて知りました。
    ちょっと感動~
    端午の節句って日本も中国も由来は同じなのかなぁ?
    ちなみに我が家では粽は中国の粽を食べていました。
    本当はあんこの粽を食べるんだよね~日本は・・・?
    やっぱりその辺りが私には分からない・・・
    誰か教えて~

    返信削除
  3. 本当のお話なのかなぁ・・・又あらたな疑問が・・ ・。ちょっとひーさん、美味しいって、まさかあのちまきを魚にあげていたとおもってる?いくらなんでもしいたけや竹の子は入ってなかったと思うし、人間好みの味付けはしてなかったとおもうけどなー。
    まあいいとして、ひーのお友達の台湾人にこの話知ってるか聞いてみてよ。知らないならひーが教えてあげて・・・・。

    なんか、昔話って切ない話がおおいよね。台湾も甘いちまきもありますわよ。今年はスターバックスでも、デザート系のちまきが売っていたようです。
    にほんの端午のちまきは細長い三角錐の甘いあんこ系のものですよね。
    日本のちまきの由来、お返しに調べてください。

    返信削除