2009年3月17日火曜日

別れ

  
   
今日はTJSの退任式がありました。
 

日本の学校でも「離任式」というのがありますが、ここでのソレはイコール「先生とその家族の帰国」を意味しています。
現地採用の先生など一部の先生は、離任後ここ台湾に残るわけですが、三年のミッションを終えた先生は、任務を解かれて、元いた自治体に戻って大抵は、また教諭に戻ります。

先週は「小学部」の卒業式、先先週は「中学部」卒業式が終わっています。そして最後が先生のTJSからの卒業です。
終業式と重なるこの日、子供達も先生以外にもたくさんのお別れが待っています。なぜなら、この春休みに転出(帰国)するお友達もたくさんいるからです。

今回は、上の子が二年生の時の担任のk先生(一年生の時の担任はすでに帰国してしまいました。)と一年生の下の子の担任の0先生が退任される事になりました。

式でご挨拶を終えた先生を会場の外で花道をつくり、それぞれの父兄がお世話になった先生方へ花束を渡すのが慣わしです。もう号泣のオンパレードです。

幸いk先生にお世話になったいわゆる「元2年×組」の母が数名残っていて、一緒に花束を渡し、お礼を伝えることができました。
この母達の中にも間もなく帰国する方も数名いましたが、久しぶりの元クラスメイトの母達の顔ぶれに懐かしくもなりました。

下の子の担任o先生も、すでに目は赤くなっていました。クラスにもどり、本当に最後の「帰りの会」は、見ていても何だか胸がつまる思いでした。

先生が子供達の文集を一人一人握手しながら手渡ししたのですが、子供達は何とも複雑な顔をしていました。悲しさの表れなのか、決して笑わず、先生となかなか目を合わそうとしないんですね。

最後は、記念品と生徒達からのメッセージをつづったフアイル、そして先生に一人一人からお花を手渡しして、アーチを皆で作り教室から送り出しました。



k先生、o先生、その他ご退任される全ての先生方、本当にお世話になり有難うございました。きっと子供達は先生との思い出を一生忘れないと思います。
台湾でのいろいろな経験を日本に帰って、日本の子供達のために発揮して欲しいと思います。
いつまでもお元気でいてください・・・。ありがとうございました。さようなら。

 

5 件のコメント:

  1. この日本人学校の離任式って 日本では味わえないとってもいい経験ですよね~。
    担任の先生を見送るときは とくに・・
    贈り物を何にするか 悩むんだけど 喜んでもらえたときは 嬉しいしね。
    上の娘が5年生のときの担任(いろいろ事件があった先生)は親も子も もちろん先生も 号泣だったよ。 大変だったからこそ 絆も深まり 20歳の同窓会を楽しみにしてます。子供というより 母が先生に会いたいのかも。そのときのクラスの母たちで集まると 絶対に先生の思い出話になってしまう それくらい思い出深い先生でした。
    もう 春休みなんだね~。 また4月からは たくさんの新しい家族がやってくるよ。 新しい素敵な出会いがあると いいね。

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  2. のりちゃんさん

    海外での赴任は慣れない事も多くて、他の駐在員同様、とまどう事から始まるのでしょうね。しかも相手は日本人の子供達、プレッシャーもある(一部無い方もいらっしゃるかも・・・)乗り越えなくてはならない事もたくさんあるからこそ、いろいろな感動が生まれるんだと思います。

    「同窓会」いいですね~。ここで過ごす子供の年齢によってそれぞれ違うけど、子供にとっては、高学年以上の多感な時期に過ごせると、その後残る思い出も、続く人間関係も深い様ですね。かけがえの無い「財産」、大切にして欲しいですね。

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  3. 春といえば別れの季節でもあり
    出会いの季節でもあるんだよね
    随分とそういう事から遠ざかってしまってたよ。
    これ読んでて私までウルウルきちゃった
    子供たちも幼稚園での別れ そして小学校での
    別れと様々な別れを経験していき
    今という大切さや思いやりや感謝を知っていくんだろうね。
    別れってすっごく尊い事を教えてくれるんだよね
    だからこそ再会出来た時にまた涙が出ちゃうんだろうね
    あ~何だか色々気づかせて頂けたよ。

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  4. 3月はお別れの季節だよね!
    いろいろ思いがあるよね~
    やっぱり海外の卒業式って日本では体験できないものがあるんだね
    子供にも親にもいい思い出になるね!
    しかし3月っていろんなことを振り返させてくれる季節だよね
    私も先日卒園式があって、いろいろ思い出していました。
    毎朝会っていたお母さんとも会えなくなるんだな~って思うと
    ちょっとさみしい気がしました。

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  5. ななこ

    家の子はまだ先・・・。と思っていたらあっという間にそんな時期になってしまいますよ。
    場所で、いろいろな違いはあるにしても、本人や関わった人達にとって大切な思い出になることはどこでも違いないですね。

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