2008年9月17日水曜日

台湾式の鍋 パート2

    
 
    
 
先日に引き続き、台湾式の鍋です。

まず、ベースになるスープ(湯・タンと言う)を選んでから、「つけだれ」を作るところまででしたね。
 
次は、いよいよ鍋に入れるいろんな具材をチョイス!

 


こんな風に、棚いっぱいにたくさんの種類の具がありまして、それを選んで自分のテーブルまで取って来ます。





今、思いつくだけで・・・・

牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉、内臓系、



魚、エビ、イカ、カキ、タコ、カニ、貝、シャコ、いろんな練り物が数種類。



キャベツ、レタス、小松菜、とうもろこし、いんげん、ブロッコリー、ピーマン、エリンギ、しいたけ、まいたけ、エノキ、豆腐、湯葉を揚げたもの、凍豆腐、ビーフン、きしめん、こんにゃく、しらたき、ザーサイ、うずらのたまご・・・・etc etc・・・。




一種類ずつ選んだとしても、全部食べきれるかどうかわからないくらい種類があります。


めずらしい具はなにか?というと、



・「シャコ」←実は鍋より、から揚げにして食べると美味しいです。

恒例の生体観察のあと、鍋に入れる。↓


まだかな・・・・。

出したら、「エイリアン」。


・「凍り豆腐」←高野豆腐とは違う触感です。
・「牛の肺に繋がる血管」←見た目はペンネです。内臓はなんでもだしにしちゃいます。
・「豬血糕」←もち米を豚の血で固めたおもちです。↓(私の大好物で、鍋には必ず入れますよ)


・「デザートのようなおだんご」←見た目は白玉。子供はとても好きみたいです。お鍋で火を通した後、たれ用のピーナツの粉とお砂糖をつけて食べている人がいました。まさにそれ日本の「きなこもち」だよ。と教えてあげたかった。


こうしていろいろみてみると、なんだか「闇鍋」っぽいですね。


これ、色が赤くてチゲっぽいけど「トマト」の色なんです。だから辛くありません。でも、本来は「マーラー鍋」が台湾鍋の基本の湯です。

マーラーの「ラー」は「辛い」の意味です。いろんな辛さが選べるのですが、以前一番辛くないのを頼んだのに、湯気だけで咳き込んで、目が痛くなるほど辛かった事がありました。

本当に辛いと、「辛い」のではなくて、「痛い」。という事をその時知りました。この国の「辛さ」をなめてはいけないと胆に命じた日。 

それと、この鍋の状態はもう終わりにちかい段階です。最初はもっとたくさん具も入れていたのですが、その時点では、私が食べるのに夢中でしたので・・・。
いろんな食材からだしがでるので「おいしいーっ!!」のです。

とにかく何でも入れてパクパクと食べる。手もベタベタ、汗かきかき。エアコンはガンガンにきいていて、なんていうか・・・ちよっと、サバイバル戦ぽい。パワフルな食事です。
 


そしてとどめは、これ。インスタントラーメンです。


私はビーフンが好きなので、入れて食べますが、その後にラーメンを入れます。これ「絶品」ですよ。

この王子麺というインスタントラーメン、一個10元くらいで買える汁の粉が付いていないチープな物ですが、それがまた「ぐぅぅ~」なんです。他にもご飯をいれてタマゴでとじておじやにする人もいるみたいです。


「阿~!吃飽了!」

(お腹いっぱいごちそうさまの意味。)でも、まだいけそうですよ~。うひひ。

  

★おいしさのポイントは、「甲殻類、貝類」を初めからたくさん入れて、グツグツ煮る事!食べるためというより、美味しいスープを作るためです。 この辺は日本の鍋とにていますね。

 
  
       

3 件のコメント:

  1. ほっほぉ~っ。
    美味しそうな画像を2回も続けて
    見せて貰っちゃって拍車がかかり
    私もブログにUPしちゃいましたぁ~。
    豬血糕は凄い興味あり!
    こちらであるかなぁ~
    今度機会あったらまた行ってくんね~

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  2. やっぱりうまそうだね~~~
    食べたい食べたい!
    私はオーソドックスな辛いスープを頼んでみたい。
    一番辛くないのなら、私はぎりぎり行けそうな気がしたんだけど・・・
    それにしても日本では見られない独特の食材があるんだね~
    日本の鍋=魚介類ってイメージがるけど
    台湾は食材なら全部ウェルカムって感じ・・・
    いいね~やっぱりおいしそう・・・
    最後のラーメンは絶品なのわかる
    創造しただけでおいしそうだもん

    あ~~~食べたい!
    台湾料理のお店、早く探そうっと

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  3. H & N

    私も初めはちっとも鍋に興味なかったんだけど、一度友達に連れて行ってもらってから、かれこれ五年以上、食べ続けています。特に、この店ではなくてもう一件の鍋屋は、通い続けてかれこれ三年以上はたってますね。

    自宅で一度試した事があるのですが、まったく美味しくなくて、それ以来もっぱら鍋は外で食べる事にしています。いろいろ材料をそろえるのも大変なので、お店で食べるのが安いし、しかも美味しい。

    台湾は外食分化がとても優れています。
    家で作ってたべるより、はるかに安くて美味しい外食が当たり前です。安くてウマいものがたくさんあるから貧乏人が卑屈にならないと思うな。

    もともと、ブランドに執着の無い人達なので、高くてまずかったら、どんなブランドが付いていても「まずい」ってはっきりいうし、すごく怒る。絶対食べない。だけど、美味しさを味わうためなら時間と労力は惜しまない。そういう台湾の人達がここの食を豊かにしているんだと思うな。

    日本人はまずくてもブランドが付いていると
    おいしかったように見せかけたり、おいしくなかったら、自分の味覚がが未熟なんだ、みたく思っちゃうじゃない。そして自分に嘘ついたり、自分の舌を信用してない人が多いよね。本当にいいものが分からなくなっているのかもね。

    好きな物を好きと言える人達。私もそうでありたいと思います。

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